236 297 358
237 298 359
238 299 360
239 300 361
240 301 362
241 302 363
242 303 364
243 304 365
244 305 366
245 306 367
246 307 368
247 308 369
248 309 370
249 310 371
250 311 372
251 312 373
252 313 374
253 314 375
254 315 376
255 316 377
256 317 378
257 318 379
258 319 380
259 320 381
260 321 382
261 322 383
262 323 384
263 324 385
264 325 386
265 326 387
266 327 388
267 328 389
268 329 390
269 330 391
270 331 392
271 332 393
272 333 394
273 334 395
274 335 396
275 336 397
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277 338 399
278 339 400
279 340 401
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サンシティー音楽院 音楽だより406

エスプレシボ

4月号2017年 1日発行・ 別府市南立石1の2 

発行者/竹内 幸一  TEL 21-9167FAX 21-9160 

ホームページ 竹内幸一と行く文学・音楽紀行

        http://beppuguitar.web.fc2.com/

Email takesan@oregano.ocn.ne.jp

いざ、スタート!竹内幸一

3月が終わろうとしています。月4回のレッスンという事で、私たちの仕事は、だいたい5週目がお休みになります。その休みの間にこの新聞などを、月末の仕事としてこなすのが通例です。

ところが今月は、29日(合奏団の練習)、30日(老人ホーム慰問コンサート)、31日(雪で延期の文化教室のレッスン)と、偶然全部予定が入ってしまいました。それで、まだ月半ばで少し早いのですが、新聞作成に取りかかりました。

さて今月は、田舎の家の新しいスタートが始まりますので、そのことを少し書かせていただこうと思います。どうぞお付き合いください。

思い起こせば、丁度1年前の4月頃でした。田舎の田畑や宅地の税金の請求書が市役所から届き、それに「空き家バンク」登録募集のチラシが同封されていたことから事は始まりました。あれから丸1年。我が家にとっては、大変革の大型プロジェクトが進行し、ついに来る418日に、沖縄から陶芸家のご夫婦が入居する運びとなりました。

私個人にとりましては、田舎の生家に16年、そしてここ別府に住んで50年になります。故郷を離れて半世紀ですので、田舎とは縁遠くなっているのは間違いありません。しかしながら、父母はもちろん、それをさかのぼる代々の先祖が暮らしてきたことを思うと、やはり、言いようのない愛着があります。時折田舎の家に帰って、掃除をしたり、片づけをしたりしながら、「もうすぐ、ここに勝手に入れんようになるなあ」と、妻と感慨深く話すこともありました。

しかしながら、そのような変化への愛着の気持ちは、20年住んだ沖縄を離れる方も同じことでしょう。最近もらったメールに、次のようなのがありました。

 

『今朝はシトシト雨模様の沖縄です。

昨日はお天気も良く、あたたかく、うつわのSALE日和でした!

朝早くから本当に沢山の人に来ていただき大盛況に終わりました!!!

本当にありがたかったです。。。。。。。

これで沖縄での販売納めです

(個別の注文などがあり制作の方は3月いっぱいまで!)なんだか感慨深いです。

夜、ドタバタの一日が終わり夫婦二人でささやかに、いただきもののシャンパンがあったので、前日の夜の残り物ごはんで、小さな乾杯、おつかれさま!をしました。

沖縄に修行に来た頃の事や、二人で工房を立ち上げた頃の事、さまざまな日々や出逢った人達の事を思い出し、じんわりと良い時間でした。。。。

そんな時間にふとPCを開いたら竹内さんからのメールが届いておりました!

いろいろ入居に向けての点検などしていただき、準備していただき、心遣いしていただいて。。。。

本当にありがたく思っています。

お庭の美しい梅の花の写真に、なんだか胸がいっぱいになりました。この梅の花が咲いている場所に

来月には引っ越しをしているなんて、本当に不思議な気持ちです。。。。

また4月18日の来浦への到着時刻の予定など詳しく決まって来ましたらお知らせしますのでどうぞよろしくお願い致します。

本当にお世話になりありがとうございます!』

20年暮らした沖縄で、たくさんの方と心が触れ合ったのでしょう。そのお人柄を慕って、どれだけの方がお別れを惜しんだことでしょうか。これで最後という特別セールに多くの方が駆け付けてくれたのは、その人脈の財産があればこそだと思います。

そういう一つの大きな到達点を卒業し、国東で、またゼロから人生を切り開こうとする精神力には、何だか強く打たれるものがあります。私が故郷の家に持つ小さな感傷などとは比べ物にならない、人生を賭けた重々しい新しい出発に、厳粛なものさえ感じます。希望や不安など、いろんな思いをたくさん抱えながら、来浦にやってきて住んでくれることに、胸が震える思いです。

空き家バンクに登録したとき、実はあまり期待をしていませんでした。なかなかここにきて住んでくれる方は見つからないだろうな…3年の登録期間が過ぎても、このまま変わらずに、12か月に1回掃除を続けることになるのだろう・・・と覚悟していたのですが、何と、何と、市のインターネットに広告を出してから、2か月ほどで、不思議なご縁が生まれました。

しかも、お付き合いするほどにお人柄の良さがわかりました。この人たちにぜひ住んでもらいたいと思いながら日を過ごすことが出来ました。幸せな日々を送りながら1年過ごし、今日に至ったのです。

こちらは家の不用品などの整理を続け、沖縄の方は、向こうでの暮らしの始末をきちんとつけ、いよいよ新生活が始まることになりました。

人生の開拓に前向きで、アイデアも豊富な方々なので、きっと、来浦に新しい拠点が生まれ、多くの方が集うようになることでしょう。「来浦に思い切って飛び込んできてよかった」と言ってもらえるように、少しでも応援が出来ればとも思っています。

陶芸と音楽のコラボ企画が生まれ、別府からも応援に行けたらと今から夢見ています。

軌道に乗って落ち着いてきましたら、この新聞の読者の皆さんもお誘いして、陶芸窯元見学ツアーなども企画したいものですね。楽しみにしていてください。

心はずむ芽吹きの春です。新しく人生をスタートさせるお二人に、心からの大きな拍手を贈ります。

<行事予定>

■オペラ鑑賞講座「さまよえるオランダ人」鑑賞2 4月5日(水)午後1時40分~500

■第181回 E・F・C 4月例会

  4月9日(日)午後7時~ 音楽院A教室

■第143回 ハーモニアス歌声サークル「野ばら」

4月19日(水)午前10時半光の園 会費600円。

■ DVDカラヤンの遺産鑑賞講座 その36

  4月19日(水)午後1時40~音楽院 500  円 今月の鑑賞「レクイエム(モーツアルト)」 

ハーモニアス別府 第125回ふれあい音楽講座

オペラ「魔弾の射手」 鑑賞その1 4月20日(木)午後2時 トータルブレイン 

■ほのぼの歌声サークル

4月12・26日・水曜日午後2時

■第313回 さわやかコンサート 4月28日(金)

 640分~鶴見病院 1階玄関ホール 無料

■第34 春の音楽祭 サザンクロス 無料

 429日(土)午前 幼児・学生 午後 一般

 毎年恒例のこのイベントにチャレンジすることで、今まで見えなかった新しい世界に出会えますよ。頑張りましょう。

■竹内竜次、石井暁子ギター&フルートコンサート

 528日(日)16時開演 大分ルーテル教会

   チケット前売り1,500円(当日2,000円)

■サンシティー音楽院 講師演奏会 千円

 72日(日)午後2時開演 シャンテドール

40周年記念 第40回別府ギターサークル連盟

定期演奏会 別府市中央公会堂大ホール 無料

716日(日)午後2時開演

 

サンシティー音楽院レッスンお休みのお知らせ 

5週目お休み 4月29日(土)~30(日)

◆音楽祭後のお休み 430(土)~55日(金)

連載その2  紫外線対策と日傘                 高橋由紀子(声楽&ピアノ科)

 

 春ですね。4月生まれの私にとってワクワクする季節です。

 しかし、この時期から紫外線もぐっと強くなってきますね。肌があまり強くない私にとっては、日焼けはやっかいなものでしかありません。シミやしわ、肌の老化の原因になる紫外線は、極力避けたいものです。皮膚科の先生からも紫外線対策をしっかりするように言われ、UVケア商品を見直しているところです。

 その中で、使用していた日傘が強風の時に骨が曲がってしまったので、日傘を新調することにしました。今まではUVカット99.9%のものを使用しており(一級遮光=遮光99.99%以上、UVカット99.9は当たり前の時代ですが)、自分の中では、ほとんど100%カットされているので大丈夫と思ってました。

 ところが「日傘 100%」で検索してみると、可視光線100%だけでなく、紫外線A波・B波)・赤外線も100%カットなる代物があることを初めて知りました。99.99%と比べると、たったの0.01%の違いですが、やはり違いがあるようです。「遮光率99.99%、紫外線遮蔽率99.9%以上」と表示されている日傘とLEDライトを当て透け具合をチェックすると、たった遮光率0.01%の差でも光が透けているのが分かりました。傘の内側が黒で、コーティング加工されていると「完全遮光かな」と思いがちですが、LEDのライトを生地表から当ててみると、完全遮光でない場合、光が透けて簡単に見分けがつくので、確認してみると良いと思います。

 100%完全遮光の日傘を扱ってる会社が2社ありました。2社の日傘を比べてみた場合、性能は全く遜色ないというか、全く同じようなことが書かれていました。2社共に裏地にブラックラミネート加工をし、紫外線・赤外線・可視光線100%カットで、ほぼ同等の性能があるようです。ただ違うのは組み立てが日本か中国かということでしょうか。個人的には安心&信頼&品質という点でメイドインジャパンなのですが、デザインや種類の多さでは、もう一つの会社も気になりました。ただ、2社とも価格が10,000円を優に超えてきます。傘に10,000円以上掛けるのは私的にはかなり勇気がいる事で、「置き忘れたらどうしよう!」「間違って持って行かれたらどうしよう!」など、いろいろと考えてしまいます。

 ちょうど某デパート(別府店)に行くことがあり日傘売り場を覗いてみたところ、10,000円超えの日傘がごろごろありました。「もしかして取り扱ってる?」と思い見てみましたが、どれも遮光率99.99%やUVカット99.9%のものばかりでした。店員さんに尋ねても100%カットの日傘は知らないらしく「下からの照り返しがあるので100%はあり得ません」の答えでした。照り返しのことは分かっているので、「日傘本体の性能で100%カットの日傘を取り扱っている会社があるようですが?」と尋ねても「100%はあり得ないと、上からも言われています」の一点張りでした。実際に取り扱っていなくても、いろいろな傘の情報は持っていると思ったのですが、何も聞けそうにないので、早々に退散しました。たまに博識な店員さんに遭遇すると、詳細な説明マジックでドンと背中を押してもらって購入に至る場合があるので、それを期待したのですが、今回は外れでした。結果、まだまだ悩んでいます(汗)
 紫外線がもっと強くなる前に、自分の行動範囲や日傘の使用頻度などを考えながら、0.01%の違いを重視して購入するか否か判断したいと思います(笑)

 

ジャカランダの花が咲く

スペインの旅 №10

    ルベックムーン 安部康二郎

 

昨年の618日にテレビ放送していた薬師丸ひろ子のスペインの旅で、サクラダ・ファミリアの作業現場から彫刻家の外尾悦郎氏とガウディの会話をしていました。「ガウディは歴史上の人物だと思っていたが、この工事を見て今も生き続けている。この時代に生きていて良かった。」と薬師丸ひろ子が言っていましたが、私もそう思いました。

教会の名で総称される建物は、その大きさと重要度によって大聖堂(カテドラル)、教会(イグレシア)、礼拝堂(エルミータ)と大別されます。特に大聖堂は都市部に置かれたいわば教会の親玉で、司教座聖堂という正式名がしめすとおり、高位聖職者がつかさどる教会の総本部に当たる。とガイドブックに書いていました。

トレドの教会は大聖堂でサグラダ・ファミリアは教会だそうです。大聖堂はヨーロッパの各地にありますが、たぶん日本にはないのではと思います。

今回の旅行で、キリスト教のカトリックがいかに偉大か「百聞は一見に如かず」で良くわかりました。

この後市内のカタルーニャ音楽堂を見学しました。ガウディと同時代に活躍した建築家リュイス・ドメイク・イ・モンタネール(名前が長くて覚えられない)の最高傑作だそうです。音楽堂の入り口だけ見たのですが、モザイクタイルで飾られた優美な柱や細やかな彫刻は素晴らしいものでした。

(つづく)

 

エスプレシボ400号到達記念特別寄稿

童話「鈴をつけた うり坊」

                        永嶋 順子

 

子どもたちは のどがからからです。みんな そろそろと沢におりて、ちろちろ流れる水で のどを うるおしました。

 気がつけば もううす暗くなっています。母さんはまだ来ません。

6匹の子どもたちは、遠まわりして とぼとぼと自分たちの山に帰って行きました。

もしかしたら、母さんが先に帰っているかもしれない。

でも母さんはいませんでした。

みんなつかれて、いつもの寝床にかたまって うとうとと 眠りました。

 

 少しだけ眠って、おなかがすいた子どもたちは まだ落ちているどんぐりをさがして食べました。無事に逃げた仲間のイノシシは帰っているのに、母さんは帰ってきません。

 その頃、近所のお百姓たちが集まっていました。

「イノシシには困るのう。田んぼに入って稲を食い荒らす。芋も野菜も大損害じゃ」

「きのうのしし狩は5頭しとめたらしいなあ」

毎年お百姓さんはイノシシの被害に困って、冬の決められた間だけイノシシ狩りを猟師に頼むのです。でも 人間の大切なお米や野菜は、おなかが空いたイノシシがどうしても欲しい食べ物でもあるのです。

 

 朝が来て、また夜が来てみんながしょんぼり集まっているとき、がさ、がさ、と小さな音がしました。子どもたちは はっとして立ち上がりました。

 もしかして・・そう母さんです! 母さんが帰ってきたのです。

6匹の子どもたちはかけだしました。

「かあさ~ん かあさ~ん」

母さんに抱きつくと みんな 大きな声で泣きじゃくりました。

「みんな そろってる? さあ早くお顔をみせて 」

「ああ、無事だったのね。よかったわあ。本当によかった!」

「かあさんあのね。わたしがころんだ時、うり平ちゃんが助けてくれたの」

と うり代がいいました。

            (つづく)

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