音楽だより412

 

短歌の効能 竹内幸一

暑い夏が続きましたが、今年は意外に早く夏が終わった気がします。こころよい秋風が嬉しいですね。芸術や食欲の秋を楽しみましょう。

さて今月は、3年前から短歌を作り始めていたことについて、少し書かせてください。短歌とはこれまで全く縁がなく、何の知識もありませんでした。一応字数をそろえてそれらしきものにしているだけですので、恥ずかしい作品ばかりですが、いつの間にか短歌作りが3年続きました。

パソコンに保存している短歌のホルダーの名前は

「短歌 絶唱」となっています。絶唱(ちょっと意味を取り違えていましたが…)とはまた気障でオーバーなネーミングですが、その頃の気分がそんな言葉を使わせたのでしょう。

実は、3年前の夏、出会う方が次々に私に向かって「痩せましたね」「どこか具合でも?」と心配そうに、そして気の毒そうに言ってくれました。

それに対して、「いやいや減量しているんですよ」、「夏痩せです」とか笑って答えていたのですが、やはり鏡に映る自分の体を見て、何だかゾッとしてしまいました。自分なりに、これはちょっとやばいかも・・という気分になりました。

それでその時、どういう訳かこの気持ちを短歌にしてみようという天啓?をふとどこからかいただきました。2014・8・14に1回目の新聞投稿をし、そこに思いのままの正直な気持ちを書いています。

『痩せてゆく我が体見て見ぬ振りし

怖さの影をそっと押しのく』

『わが裸体鏡に映し骨を見る指でなぞりし

胸板の波』

また822日の2回目の投稿には、下記の3首が残っています。

『塀の上転げ落ちずに暮らす我まだ生きている

生かされている』

『希むなら永眠というもの贈る惰眠の我に

神の囁く』

『パソコンの中に残せし我が過去は

誰も読まずに消去さるるか』

 3回目の投稿にはこんな歌もありました。

『また襲う鈍き痛みの呼び起こす幽明の背を

今日も彷徨う』

『今日がありまた今日があり限りなき

はずの今日の日歩む幻』

 今読んでみると、ちょっと滑稽なほどにのめりこんでいる暗い気分が満載です。新聞の選者の先生は、「何だ!これは?」と驚いたことでしょう。

 しかしながら、その重く憂鬱なものを、短歌という形で吐き出すことで、当時の私の精神の均衡が保たれていたのではなかったかと、今になって思います。

 4回目は少し、目が外にも向いています。

『マラソンを好みし友の訃報聞く脆弱な我

永らえており』

『浮き出でし骨のでこぼこ触る手の血管太く

盛り上がりおり』

『些細なることに煩悶目の冴えて

更け行く夜の我の弱さよ』

 5回目の投稿です。

『両足のくずるる気配時にあり座り込まずに

今日も歩けし』

『友逝きて棺の顔の安らぎに無念の思い

微かに癒す』

『神の息吹けば軽々消ゆる灯や綱渡りせし

我が痼疾かも』

 ここから少し、最近の作品を掲載させてください。明らかに、内容が変わっているのがわかっていただけると思います。

『補聴器をつけぬ耳にも鳴り響く

今年限りの蝉時雨降る』

『鈍重の蒸し蒸し濁り満ち渡る雨降り前の夏の抑圧』

『ベランダの雫とびとび光り持つ

夕立後の明るき静寂(しじま)』      

『BBQ持ちより相談二家族

肉に飲み物野菜にコップ』

『立秋に降る花粉までキャッチして

季節外れの鼻水と咳』 

『台風にぶつけて開く祝賀会

予報はずれて歓喜のビール』 

『つつがなく過ぎゆく盆の最終日

見慣れし窓は雨にけぶりし」

『歓声の湾岸道路二重虹海をまたぎし濃淡二本』

『水脈伸びる音無きボート海を割く

遥かな視線晩夏の光』

 そして147回目の投稿3首です。

『残暑入り真綿布団の重き圧

身動きできずただ喘ぎおり』

『油照り何はともあれ今日終わる

肩を落として逆らわぬ日々』

『飛び曲がり停止後昇る身のこなし

敏捷蜻蛉神技披露』

 最新9月16日150回目の投稿の分にはこんな作品があります。

『廃校の銀杏高々秋の雲今も本読む金次郎像』

『掘り下げて掘り下げてゆく秋思かな

      蟻地獄より出ねば潰れる』 

 3年過ぎて、いつの間にか、あの煉獄を乗り越えたのかな?と自分に問うているところです。今でも体調は3年前とそう変わっているとは思えませんが、あの短歌のスタートの頃の重苦しい気分は、薄らいでいる気がします。

 1週間に一度、3首の中に思いのたけを吐き出すことで、少しずつ不安や心配が昇華していったのかもしれません。短歌は全く知らない世界でしたが、ふと思いついて、短歌を始めたことで、もしかしたら、私の人生に、とても大きなプレゼントをいただいたような気がしています。

 丁度短歌を始めた頃にスタートした誕生日記念コンサートは、何とか今年も開けそうです。これも、もしかしたら短歌のおかげかも?又応援して下さい。

 



連載その6

写真と笑顔

高橋由紀子(声楽&ピアノ科)                                

 

ここ数年、仕事で写真を撮る機会が増えました。被写体は、風景や人物です。

人物を撮影する場合、必要とする写真は笑顔の写真なので、個人写真・集合写真にかかわらず、まず「笑顔で!」とお願いしています。もちろん、それだけではなかなか笑ってもらえないので、いろいろと声掛けをするようにしていますが、笑顔を瞬時に見せられる人、表情が豊かな人、上手く笑えない人など、いろいろな人がいます。

今まで撮影した中で、ほとんど声掛けもせずに瞬時に美しい笑顔を見せてくれたのが、フィリピンから来た学生たちでした。2年続けて撮影しましたが、それぞれみんな美しい笑顔を見せてくれました。

外国の方は、家族の写真を家や職場などに飾る習慣があるので、多分、普段から撮り慣れているんだなぁと思いました。日本の学生も昔に比べ、スマホなどで撮り慣れていると思うのですが、それでも表情が全く違いました。フィリピンの学生たちが本当に美しく笑うので、何が違うのだろう?といろいろと考えてみました。

まず、中途半端な笑いではなく、しっかり笑っているということ。しっかりと言ってもカチンコチンに力が入っているという感じではなく、ほんの少しだけ力を抜いた自然な笑顔だということ。

凄いと思うのが、心から笑っているという感じで、見ていても楽しそうに見えるということ。「目が笑っていない」とか「作り笑い」という感じが全くない、本当に美しい笑顔だということ。みんながみんな美男美女というわけではありませんが、なぜか美男美女に見えてしまうのは、美しい表情が成せる技だと思いました。

しっかり笑うということでは、集合写真の時、顔の大きさも米粒くらいになることが多いので、結構しっかり笑っている方が、表情豊かに仕上がります。

また、集合写真の立ち位置ですが、年齢幅が大きい場合は、若い人の後ろに立つと良いと思います。

前々から日本人の骨格も変わってきたという話はよく聞きますが、昭和生まれと平成生まれの人たちの集合写真を撮影すると、顔の大きさの差が歴然としていて、人種が違うのかとびっくりしてしまう事があります。年齢や職位で前にされる場合は仕方ありませんが、2列目辺りでもだいぶん差を縮められますので、許されるならばその辺りを狙うと良いと思います(笑)

最後に、笑顔つながりで。先日テレビ番組で、頬骨部分の筋肉が硬くなったり下がったりすると老けて見えるという話をしていました。筋肉を柔軟にキュッと上げるのに笑顔がいいわけで、若々しい見た目を保つためにも笑顔が良いということが分かりました。

また、笑いは健康にも良いと言いますし、脳科学的にも笑顔でいると脳が楽しいと錯覚するそうなので、見た目・健康・心のためにも、日頃から笑顔を意識して、瞬時に美しい笑顔が作れるように心掛けたいと思いました。

ジャカランダの花が咲く

スペインの旅 №16

    ルベックムーン 安部康二郎

集合場所は、カタルーニャ広場のバス停でしたので、カタルーニャ広場を散策して、近くのデパートに行きお土産を買いました。

トイレに行くのに場所を尋ねたら地下にあるとの事で捜しましたが、すぐに見つかりませんでした。やっとありホッとしたのですが便器が高く、足の短い私には大変でしたが何とか間に合いました。(飛行場やレストランも同じ)

集合場所に行くと皆さん集まっていて、オプショナルツアーは二人の姉妹を除き全員参加しました。バスで郊外のワイン工場に行き見学するのに時間が決まっていましたので、待合室で30分ぐらい待ちました。

最初に映画室で創業者やぶどう畑、ワインが出来るまでの過程の放映がありました。

その後地下深く歩いて、貯蔵庫でビンの大きさの話がありカーレースF1の優勝者に贈ったビン等見せてもらいました。

トロッコ列車に乗り工場内をゆっくり見て回りました。その後地上に出て、ワインの試飲室に行き、カウンターやソファーのあるところでワインを飲ませていただきました。

この後モンセラットに行きます。(つづく)

来浦通信 <№5>

メールを読んで二人でジーンとしました。(泣)元庄屋さんの再興復活!!!そう言っていただけると本当に嬉しいです💐

いいイメージがすでに頭に浮かんで来ています!まずは私たちの工房の再スタートからです!頑張ります💪!!!

良いイメージと流れで上手く進んで行く気がします!ちなみに来月辺りから床の基礎の修理と床板への変更の工事が始まる予定です。大工さんは今冨さんという若い方でお父さんがこの家の2件隣りがご実家だった方です!とても良い感じの方でセンスも良し!いろいろなカフェや店舗のデザインもされてて人気の大工さんらしいです!たまたま知り合った移住して来た方に運良くご紹介していただきました🙌

見積もりをしに来てくれた時この家をとても素敵😍!!!いい家なのでちゃんと残してあげないとだめですよねぇ〜!と気に入っておられました!きっと益々素敵に変身すると思いますので楽しみにしてください!本当にすべてがいい方向に!!

💛エスプレシボ届きました!

6月号のエスプレシボありがとうございます。《思い立ったら》いいですねぇ!スイスの旅も。🙌(

マルタのやさしい刺繍。映画館で以前観たことを思い出しました〜一度しかない人生!年齢や常識感に囚われること無く周りに迷惑をかけない程度に思い切って踏み出す事は大事ですね!

私たちも思い切って国東に引越して来て本当に良かったなぁ~と日々感じています!!今日は二人で家の裏庭の木々の伐採を頑張りました!💪奥の薄暗かった部屋がとっても明るくなりました😁どんどん家が輝き始めましたー!楽しみにしてて下さいね!

◆先日Oさんから電話がありました。

伊藤さんたちの意向に沿うようにしますと言っていました。パネルのことは心配しなくていいと思います。

💛納屋から出て来たイケメン🌠

おはようございますメールありがとうございます。太陽光の件正直には心から安堵しています。ずっとあの場所の管理をされていた中で、前々から太陽光の考えがあったOさんの気持ちは?どのように今考えておられるだろう。。。申しわけ無いようにも思います。  これは本当にあの場所がイキイキと活躍する事がOさんにとっても一番かなぁと思っています。まだ先週Oさんと太陽光の話しをしてからちゃんとお会いしていません(草刈りを数日前にした時にちらっとお会いしましたが)

話しは変わりますが先日納屋の整理をしていたらお雛様🎎が出て来ました!しかし。。。何処を探しても肝心の姫が出て来ません!!何だか遠い目をして淋しそうなイケメン君このお雛様に覚え有りますか?姫の消息は?!それから沢山の漆器が出て来たので別府のIさんに電話でお知らせさせて貰いました。お知り合いの骨董屋さんに連絡すると言われてました。

 

 

音楽だより411

 

連盟40周年 竹内幸一

台風5号が40周年の祝賀会の日を目指して、ゆるゆると北上していました。困ったなあ…どうしたものかと思いつつ、何度も予報を見ながらやきもきしていました。激しい雨や風の中を皆さんに集まってもらうことになり、「どうしてこんな日に」とお叱りを受けるのではとびくびくしながらも、中止や延期の決断もできずに当日になりました。

予報は相変わらずまっしぐらに別府を目指している感じでした。もうキャンセルはできない時期なので、いろいろ検討して、午後7時開始を2時間早めることを決断し、大特急で皆さんに連絡を取りました。

しかしながら、そんな心配をあざ笑うように、台風は大きくそれていました。なんだか拍子抜けして、あの心労の3日間は何だったのかと思うほどでした。

それはともかく、27名の方のご参加で、86日午後5時より、亀の井ホテルで、無事祝賀会が開催できました。下記はその時ご参加の皆様にお渡しした私の文章です。再掲させてください。

別府ギターサークル連盟

40周年記念祝賀会にあたり 事務局 竹内幸一

窓から、蝉時雨が激しく降ってきます。この暑さの中で、蝉たちは限りある命の日々を大切にいつくしんでいます。この命の輝きの蝉時雨に励まされながら、少し、連盟の40年を振り返ってみることにしました。

私は現在68歳。その中の40年ですから、私の人生の半分以上は、連盟とかかわってきたことになります。40周年の記念誌をめくりながら、皆さんの若々しい顔に、長い時間の経過を味わっています。そして、いろいろと思い出を残してくださった、今はもう亡き方のことも、懐かしく思い出しています。

6→8→10→8→10→10→12→11→13→13。この数字、皆さん、何だかわかりますか?そう、出演サークル数の変動の様子です。定演の31回目から40回目までを並べてみました。なんとこの10年で、6サークルから13サークルへと、倍増しているのです。

 「倍増」なんてことは簡単に口にできることではありません。何を夢みたいなことを言っているんだと、笑われるようなことです。しかし、皆さんのおかげで、何と別府ギターサークル連盟は、この10年でそれを成し遂げていたのです。この40周年のお祝いの会に、先ずその成果を喜び合いたいと思います。

 ギターを愛する方が増えることは、ギターを仕事にしている私にとりまして、何よりの喜びです。そして、ギターを学ぶだけでなく、時間的などの負担も増えることになる、合奏団へ参加して下さることは、なおさらありがたいことです。そのご協力で、連盟は成り立っています。ギターへの情熱がなければ、なかなか両立は出来ないことでしょう。

それに加えまして、指導者が増えたことも特筆するべきことです。第31回定演では、サークルを率いる指導者が、わずか2名でした。それが10年たった今、指導者がなんと5名に増えているのです。これが連盟発展の大きな支えになっていることは明白です。

 それぞれの指導者が支持基盤を固め、毎年の連盟定演を目指してくれることで、100名を超えるゆるぎない別府ギターサークル連盟になりました。これは、九州の各地の先生方からも驚異の目で見られている成果です。

さて、少し個人的なことになりますが、私のところでギターを学んでくださっている方の中で、もう34年余りになる方が数名います。本当にギターを好きになってくれて、ギターに生涯をささげてくれていると言っても過言ではないほどです。

それはとても嬉しいことですが、その熱い気持ちが感じられるだけに、厳しい時間の経過をさびしく味わうことも多くなりました。

毎年同じように集まってくれる合奏団の顔ぶれを見ながら、私も元気で、この方々と、いつまでもいつまでも合奏が続けられたらどんなにいいだろうと切に思います。どの方も、みんな、好きになってくれたギターを、来年も再来年も続けてもらえたらいいなと強く願っています。

しかし、痛み止めを飲みながら、また補聴器をつけながら、痛む手をかばいながら頑張ってくれていた方も、泣く泣く力尽きてしまうこともあります。「ギターに戻りたい。今度の新薬が効いてくれることに希望を賭けています」というメールをいただいた方もおりました。

40年という時間が過ぎることは、ある意味残酷なことでもあります。しかし、生涯をギターに打ち込んでくれた方と出会えたことは、私の何よりの喜びです。どんなにお礼を言っても言い足りません。幸せなお付き合いをさせていただき、感謝するばかりです。長い間一緒に合奏してきた仲間もきっとそうでしょう。それが連盟の大きな存在価値でもあります。

45周年、50周年…新しい仲間が加わり、新しい指導者が増えて、この連盟の伝統が続いていく事を願いつつ、このお祝いの会が出来たことを皆さんと共に喜びあいたいと思います。

 

71640周年記念演奏会(中央公会堂)

8640周年記念祝賀会(亀の井ホテル)

40周年記念誌作成発行。

40年目の記念の年に、皆様の思い出に残る行事が無事開催でき、とても幸せな気持ちでいます。ご協力いただいた多くの皆様、有難うございました。

 

連載その6

最近気になった話題

高橋由紀子(声楽&ピアノ科)

                                                     

8月も終わろうとしているのに暑い日が続きますね。今年はずっと忙しく、夏休みもなく終わりそうです。外は暑いけれど仕事をする場所は冷えていて、そこでずっと座りっぱなしの状態は、健康に良くないなぁと感じている時、まさにそれを言っているようなテレビ番組がありました。

世界20カ国を対象に平日の座っている時間を調査した結果、なんと日本人が座っている長さ世界1位だそうです。

そして、1日に座っている時間が4時間未満の人に比べ、11時間以上座っている人の死亡リスクは40%も増加するとか!どう考えても1415時間は座っているような毎日を過ごしていて、最近体の節々が痛い私にはぴったりの話でした。

まず、座った状態で心臓に送り返すための血管の血流を5分ごとに測っていましたが、たった5分でも血流速度がぐんと落ちていくのにはびっくりしました。5分どころか、お茶も飲まずトイレにも立たず、3時間以上座りっぱなしということもある私の血液が、どれだけドロドロになっているかを考えると本当に恐ろしい限りでした。

長時間座っている場合、筋肉が全然使われないため、糖や中性脂肪が消費されず血液中に停滞し、血液の循環も悪くなり、結果として、肥満・糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞・がんになるリスクが高まってしまうそうです。

座りすぎを防ぐ方法として、2030分ごとに3分ほど立って歩くのが理想的だとか、1時間座ったら5分ほど立って少し動くことを目安にするとか言っていましたが、仕事をしているとそれもなかなか難しいので、そういう人の為に座りながらこっそりできるトレーニングの方法なども紹介していました。 

椅子に座った状態で片方の足をつま先が天井を向くような形で床と平行になるように上げ5秒キープする動作や、つま先を床につけた状態で両足のかかとをゆっくりと上げ下げする動作など、少ない動きでもふくらはぎの静脈の血流を改善出来るそうです。

また、一度立ち上がるだけでもだいぶん違うということで、高さ調整が出来る昇降デスクの紹介もしていました。

座りっぱなしで腰痛を起こしたりもしますので、職場にこんな机があったらいいなぁと思ってしまいました。

デスクは無理でも、とりあえずは、気づいた時に足を動かしたり、立ち上がったり、心掛けたいと思いました。

もうひとつ気になった話題が、「線虫」という長さ1mmほどの微生物が、がん細胞の持つ特有の匂いに反応して近づき、たった一滴の尿で、がんの有無を識別できるそうです。がんの種類や進行度にかかわらず判別でき、早期発見が難しい「すい臓がん」にも反応するそうです。発見の確率も95.8%というのには驚きでした。何とも利口?な微生物がいるもんですね。

今のところ、どの部位のがんなのかは診断できていないので「がん有り」となった時、部位別検診を受ければよいそうです。また、検査に掛かる費用は数百円程度で、検査期間も1時間半ほどで、現状より費用の面でも時間の面でもいいことづくめです。

毎年、職場の健康診断を受け、足りないがん検診は市の健康診断を利用していますが、この検査は2019年頃の実用化を目指しているそうなので、近い将来、「線虫」を使用した検査を受けられそうです。

ということで、今回は最近気になった話題を2つ紹介しました。もっと他にも気になる話題がありそうですが、毎日あくせく働いていると、自然と身体への危機感が生まれるのかもしれません。まずは健康です。みなさんもくれぐれもご自愛ください。

ジャカランダの花が咲く

スペインの旅 №15

    ルベックムーン 安部康二郎

ワイン工場からバスで1時間ぐらい走ると、前方にのこぎりの刃の形をした山が見えました。モンセラットです。モンセラットとは「のこぎりでひかれた山」を意味しているそうで、バルセロナから北西に60kmに位置し、(標高1235m)キリスト教の聖地として巡礼者が訪れる修道院です。

麓から鶴見岳(1375m)へ行くような坂道を登り、着いた場所にはカフェレストランや土産物屋がありました。

展望台からの景色は今まで見た事のない奇岩が連なり不思議な感じがしました。

(つづく)

(くの)(うら)通信 <№4>

 

◆小旅行お疲れ様でした。創業支援の書類が雨に濡れていなければいいなと心配でしたが、使えそうでしょうか?

ところで2日ほど前にOさんが太陽光発電のことで別府まで相談にきました。門の外のあたりの土地にパネルを設置させてもらえたらと話していました。

それで、駐車場や農作物のプランが伊藤さんにあると思いますので、伊藤さんとよく相談してから場所を決めて下さいと言っています。

これから長く住んでいただくことになりますので、長期的なプランを遠慮なく話して下さい。それを優先したいと思います。

では又

;たった今無事に帰りました。ゴール。

ポストに竹内さんからの封書が届いていました。雨に濡れること無く!

本当にいろいろありがとうございます。創業支援の書類、よく読ませて頂きます。参考になります!!!!

Oさんとは丁度午後からの地域の掃除でお会いすると思いますのでいろいろ話しを伺って私たちの考えも伝えてみたいと思います。

清々しいですねぇ〜いい週末ですね。ありがとうございます。;

💛おはようございます!今朝も本当に気持ちのいい快晴ですねぇ。沖縄は意外と快晴の日が続かず雨や曇りが多い場所だったのでこんなにも晴れ続きは驚きです!

昨日Oさんから太陽光パネルのお話しを伺いました。この家の広い空き地の有効な使い道を私たちもいろいろ本気で考えてみます!

確かに今のままでは草刈りをする管理の大変さばかりですものねぇ。Oさんのお話しもよく分かります!

正直には昨日お話しを伺った時はけっこうなショックで頭の中が真っ白。。。でしたが今朝起きて冷静に考えてみたらOさんのお考えも理解出来るなと。

けれどもこの家の周りに太陽光パネルが設置された光景を考えるとその環境では芸術的なモノ創りは出来ないなと正直思います。

けれどこの場所の空き地の有効な利用法を考える事は私たちにも出来る!と思います!!!

今すぐは無理ですが知り合いのアーティスト達やこれから知り合いになる方々や農産物を作る人や加工品を作る人など、そして沖縄の仲間みんなに声をかければ空き地を使ってマルシェ的な手作り市が出来ると思います。何かみんなが集まれる楽しい場に!!と考えます!昨日お話し伺っての私たちの考えです。

 

 

音楽だより410

 

卒業・ハーモニアス別府 
竹内幸一

大変な被害をもたらした大雨の後は、猛暑の日々となりました。復興を急ぐ被災地の方々は、どんなに大変でしょうか?こちらで、のほほんと暮らしているのが、申し訳ない気もするほどです。

さて今月は、これまで20年かけて取り組んできましたハーモニアス別府を、残念ながら離れることになりましたので、そのいきさつからくるもやもや気分を少し書かせていただくことにしました。この文が気持ちを整理する機会になり、新しいスタートにつながればと思っています。

実は最近、24年続いてきましたハーモニアス別府(以下Hと略)のこれからについて、急に新しい流れが出て、みんなで団結してという方向が見えなくなっていました。これまで20年、愛するHにかけてきた私としましては、地に足をつけて身の丈に応じた運営をすれば、これからも5年や10Hを存続させ得るという自負は持っていました。

もしこの時、私が立ち上がれば、応援して下さる方もいたことでしょう。事実、「私にできることがあれば何でもお手伝いします」と言って下さる方もいました。そして、そんな中でも特に、<困った時に力になってあげなければ>という、溝口夫妻の沢山の温情は心に沁みました。しかし、せっかくのその気持ちを生かしてあげられませんでした。申し訳ない限りです。

足並みのそろわない中で、あえてその中を存続のために前に進もうという勇気や気力が、私にはありませんでした。団結して闘っていくのなら、いくらでも力をそそげました。しかしそうなっていかないだろう事は、長い経験で分かっていました。結局、複雑で面倒なことから逃げることになりました。その私のふがいなさは、せっかくいただいた温かい気持ちを、消してしまうことになってしまいました。それが、気の弱い私の限界だったのでしょう。それから私の中の振り子は「身を退く」ほうへと大きく進んでしまいました。

「跡継ぎが出来てよかったね」、「応援してくれる終生会員が増えてよかったね」、「ハッピーの出演者が増えて良かったね」といった雰囲気があれば、少しは違った展開もあったかもしれません。もうやめましょう。これを続けると愚痴になるばかりです。

一応身を退くことにしても、私の気持の中では、揺れ動く葛藤の日々が続きました。無責任ではないか。最後まで協力しなくていいのか。いやもう無理。協力してくれた方に申し訳ない。たくさんの方にお世話になったのに・・・。責任放棄。逃げるのか。限界。

様々な思いが頭の中を巡りに巡って、堂々巡りを繰り返すばかりの、眠れない夜が続きました。そしていつしか、「もう嫌だ、こんな悶々の重荷をいつまでも抱えたくない。」というところへ至りました。私の中の気分は、「一刻も早くHを離れたい」というところへ行きついてしまったのです。これまでやってきた20年をすべて否定されて、無残に萎えてしまった私の気持ちは、もうどうしてもよみがえりませんでした。

意を決して、早めにお休みをいただきたいというお願いをし、「了解しました」という連絡をいただいた時、私の背中から音を立てて重い荷物が滑り落ちていくのがわかりました。自分でも不思議になるほど、すっきりさわやかな体になったのです。

笑い話のようですが、その日から食欲が出て、食べ物のおいしさをかみしめることが出来るようになりました。現金なものですね。人の体は不思議です。

やはりそれなりに、Hの年間計画に対する気配り、目配りがあって毎日を過ごしていました。そのすべての縛りから、きれいに解放されたことが、どれほどの重荷を抱えていたかの確認にもなりました。

しかしながら、いろんなことを一人で抱え込みすぎていたことが、今回のことになる遠因にもつながったのかもしれないとも思っています。もっともっとみんなで力を合わせてという事に、気配りをしなければならなかったのでしょう。

それにしても、今度のニュースレターに書かせていただいた通りに、Hの存在は、私にとってギターの暮らしだけではありえない素晴らしい事柄ばかりでした。行事にしても人との出会いにしても、新鮮で貴重な出会いが続きました。たまたま何かのご縁で、Hに加わることが出来たことで、私の人生は、何倍にも色鮮やかで豊かな日々になりました。Hにいくら感謝してもしきれない気分です。

独りでは何もできません。ここまで続けてくることが出来たのは、有能で心優しい腹心のスタッフの皆様のおかげに他なりません。それに、もう昔々ですが、娘がまだこちらにいた頃、新しい行事の最初の企画等をいろいろと手伝ってくれました。そしてハッピーの進行は、息子に15年ほど手伝ってもらいました。当然のように妻も助けてくれました。Hは家族総出の手助けもあり、続けることが出来たのだと思います。ありがたい限りです。恩ある娘に今回の結論のことをメールで知らせたところ、下記の返信がありました。

 

長い間お疲れさま!!

福田さんも、滝口さんも、辻先生も、お疲れさまって言ってくれてるはず!!

ハーモニアス楽しかったよね。

終わりは、ちょっと疲れたかもしれないけど。

いっぱい良い思い出が出来たよね〜。

 

 福田さん、滝口さん、辻先生と、主だった方がもう亡くなっているのが、長い時間の経過を感じさせます。改めて、私の人生を彩ってくれた貴重な日々のことを振り返っています。

妻が「ギターのことも、まだすることがいっぱいあるし、これからは好きな、短歌や俳句を楽しんだらいいよ」と言ってくれました。

幸いなことに、1年間連載の俳句原稿の依頼が来ています。それで、これまでになく気合を入れて本を読んでいるところです。たくさんの情報を、600字にどうやってまとめるかが、難しい課題ですが、打ち込めるものが出来てありがたい限りです。

ギター連盟は40周年記念のコンサートを開くことが出来ました。これからは、Hを卒業し、ギターに専念して50周年を目指さねばと思っている所です。

 


連載その5

不思議な出来事

高橋由紀子(声楽&ピアノ科)

                                  

今年一年エスプレッシボの原稿を担当していますが、普段文章を書き慣れていないこともあり、毎回かなりのストレスとともに原稿を仕上げています。みなさんにお聞かせしたいような『ネタ』でもあれば、どうにかこうにかでも拙い文章を仕上げることが出来るのですが、『ネタ』さえも見つからない時にはストレスも何倍にも膨れ上がります。

そのストレスと戦いながら毎月25日の入稿に向け書き上げていくのですが、6月分の原稿締切りが迫った5月下旬、適当な『ネタ』がなかなか見つからず、どうしようかと思っているうちに締切日が過ぎてしまいました。仕事がバタついていたこともあり、院長先生への連絡も後回しになってしまいました。頭の隅で「やばい!」と思いつつも、週末は疲れからか体調を崩してしまい、20時間ほど死んだように爆睡してしまいました。夜、携帯の充電が切れていたことに気づき、充電しながら月曜日の朝を迎え、そこで、院長先生からメールが何通か届いていることに気づきました。「しまった!!」と思ったのですが、出掛ける前で時間がなかったので、職場に着いてからメールをすることにしました。

そして、ここからが不思議な話です。といっても占いなどでありがちなこじつけのような話でもあるのですが、この時の私にとっては、ヒンヤリする出来事となりました。

職場の駐車場には、約1000台ほどの車が止まっています。駐車スペースは、敷地内のあちらこちらに点在しており、毎日どこに駐車すると決めているわけではなく、空いているところに駐車するような感じです。この日もどうにか駐車でき、ホッとして車を降りようとした時、隣に止まっている白の軽ワゴンのボディに目が行きました。白のボディーに赤いペンキでアルファベットが書かれていたからです。手書きで少し薄汚れた感は「白に赤でキレイ!」というよりは、少し不気味感を漂わせるような感じでした。何て書いているんだろうと何気に読んでみると、「E」「S」「P」「R」「E」「S」「S」「I」「V」「O」。。。「ESPRESSIVO」なんと「エスプレッシボ」と書かれていました。多分、その日でなければ、「へぇ~」と思うくらいだったのかもしれませんが、原稿の締切をすっ飛ばし、院長先生のメールを見過ごしていた私の目には、院長先生からの「早く出しなさ~い!」のメッセージにしか見えず、背中がヒンヤリとした瞬間となりました。それから、院長先生に急ぎメールをしてお詫びをしましたが、その時は、こんな偶然もあるんだなぁと思っていました。

その後、その車を一度だけ見かけたのですが、次の原稿の校正の連絡の時、また不思議な事がありました。今度は、仕事が終わって夕方駐車場に向かうと、朝は止まっていなかったあの白の軽ワゴン車が、また私の車の隣に止まっていました。相変わらず「ESPRESSIVO」の赤い文字が印象的で、前回と違う駐車場なのに、また隣に止まっているなんて、何か追いかけてきたようにも感じられ、「何かある?」と思わずにはいられませんでした。家に帰ってすぐパソコンメールをチェックすると、前日に院長先生から「都合により早めに校正をお願いします」のメールが届いていました。前日にパソコンを開いていなかったので、「早く見て~」の院長先生の思いがまたあの車をよこしたのかなぁと思ってしまいました。

それ以降、この車を一度も見かけることなく、今に至っています。単なる偶然や何でもないような事でも、見るタイミングや状況によっては、すごく不思議だと思える出来事となります。また、後ろめたさなどがあると、心臓に良くない出来事にもなってしまいます。今回は、このネタで締切りに遅れることなく、無事入稿することができました。これからも締め切りはきちんと守り、ヒンヤリする不思議な出来事はなるべく避けたいものだと感じました。次遅れて、またあの車が隣に止まっていたら、冗談抜きで本当に怖いので(笑)

ジャカランダの花が咲く

スペインの旅 №14

    ルベックムーン 安部康二郎

 

集合場所は、カタルーニャ広場のバス停でしたので、カタルーニャ広場を散策して、近くのデパートに行きお土産を買いました。

トイレに行くのに場所を尋ねたら地下にあるとの事で捜しましたが、すぐに見つかりませんでした。やっとありホッとしたのですが便器が高く、足の短い私には大変でしたが何とか間に合いました。(飛行場やレストランも同じ)

集合場所に行くと皆さん集まっていて、オプショナルツアーは二人の姉妹を除き全員参加しました。バスで郊外のワイン工場に行き見学するのに時間が決まっていましたので、待合室で30分ぐらい待ちました。

最初に映画室で創業者やぶどう畑、ワインが出来るまでの家庭の放映がありました。

その後地下深く歩いて、貯蔵庫でビンの大きさの話がありカーレースF1の優勝者に贈ったビン等見せてもらいました。

トロッコ列車に乗り工場内をゆっくり見て回りました。その後地上に出て、ワインの試飲室に行き、カウンターやソファーのあるところでワインを飲ませていただきました。

この後モンセラットに行きます。(つづく)

来浦通信 <№3>

💛来浦通信が!まさか~皆さんに読んでいただけるなんて…びっくり(笑)

引越して来て一ヶ月が過ぎました。自分が書いた来浦通信の内容を読んでみてすでに懐かしい気分です!そう言えば最近裏山の鹿は鳴かなくなりました。

数週間前の早朝、お墓の掃除をしていたらすぐ近くの林の中に鹿が居ました。私に気が付いてびっくりしたように森の奥に走って行きました!

先日窯探しの旅から帰って来たら縁側にあったゴムぞうりが片方無くなっていました!?その日の夕方再び縁側に行くとなんと!残っていたはずのもう片一方も無くなっていました!カラス?ネズミ?謎です!(笑)話しが脱線してしまいましたがエスプレシボに採用してもらい嬉し恥ずかしです!(笑)庭のふきでふきの佃煮を作りました~沖縄にはふきが無いので新鮮!!

💛 おはようございます!耳寄りな情報をありがとうございます。まさに!ただ今有田に中古窯を見に行く道中なんですー🙌何てタイミングなんでしょう。。。

今日から3日間窯を見つつ温泉回りつつ行って来ます!!いい御縁がありますように〜情報ありがとうございます😁

💛こんばんは!メールありがとうございます。実はまだ旅の途中です😁明日の昼過ぎに地域の掃除があるらしいので昼までに来浦に帰る計画になりました!ちなみに今夜は宇佐の手前辺りの道の駅院内とゆう所で車中泊です!

有田から唐津、そして八女に行きました。九州は本当にいい所ですね💕とてもいい所がいっぱいで感激しました〜!

肝心の窯は有田で一つめぼしいものがあるのですが希望のサイズよりやや大きいので帰ってから考えてみようと思います。そして太陽光パネルのお話!正直にはやはり景観がかなり変わってしまうので考えてしまいます。。。Oさんとお話しさせてもらってみます。

 

サンシティー音楽院 音楽だより413

車検            竹内幸一

 今年は秋の深まっていくのが早い気がします。もう、「そぞろ寒」、「冷やか」、「うそ寒」、「身に入む」…等の秋の終わりの季語を感じる日々です。皆様、変化の順応に遅れて、風邪をひいたりしないようにお気を付け下さい。

 さて今月は、長く乗っている車の車検が9月にありましたので、そのことについて書かせていただこうと思います。どうぞお付き合いください。

 車検に出したところ、「ラジエターから液が漏れてます。エンジンが止まったらレッカー車を呼ぶようなことになっていましたよ」と報告がありました。その修理に加え、バッテリー交換や窓ガラスの開閉修理などもあり、18万円の費用がかかりました。

 それで、まだまだ乗れるだけ乗ろうと思っていた気分が、少しずつ変化していく事になりました。実は3年ほど前でしたか、ガソリンが急騰し、10年以上乗っている車を軽に交換してもいいかなと考えた時期がありました。契約寸前まで話が進んでいたのですが、ふと、孫たちが来た時、軽では全員乗れないことに気が付きました。それでこの話は立ち消えになっていました。

 もともと車にはまったく趣味のない私ですので、動きさえすれば、傷だらけの車でも平気で乗れます。何を買いたいという、車に対する夢もなく、このまましばらく乗り続けようと車検を受け続け、今年になりました。しかし車屋さんの予告通りに、やはりどこかここかが壊れていく事がわかりました。

 調べてみますと、この車は平成12年の9月に購入していることがわかりました。つまり17年乗ってきたことになります。なんと私が50才になったばかりの頃でした。

田舎の家まで、そして入院していた母の病院まで、何度通ったことでしょうか。約1時間半の道のりを、このオデッセイで通いました。そうこうしているうちに

 

生家には新しい方が住んでくれるようになり、母が逝っての3回忌もつい最近終わりました。

私の人生行路の歴史が大きく転換していく日々でした。そのすべての移動を、オデッセイが黙って支えてくれました。故障などのトラブルもなく、いつも変わらず元気に動いてくれた車でした。長い、長いお付き合いでした。 

 振り返ってみますと、ダイハツ・フェローという中古の軽にはじまり、黄色の軽バン、緑色の三菱ミニカ、茶色のトヨタ・タウンエースと来て、6台目が、今乗っているホンダのオデッセイという事になります。

 どの車にも思い出がありますが、最長17年も乗ったオデッセイは、やはりもう切り離せない手足になっていました。結構ぶつけたりもしましたが、鉄板が丈夫なのか、その影響を感じさせない丈夫な車でした。しかし、そろそろお別れの時が来たようです。

  もし買い替えるとすれば、7台目の車になります。そんな気分に合わせるかのように、最近、車の安全装置機能を宣伝するのを、テレビで頻繁にやるようになりました。どこのメーカーも宣伝しているので、どこが一番性能がいいのか、判断に迷うほどです。確かないい情報がありましたら教えてください。

 前に何かあれば自動的に停止してくれる。アクセルとブレーキの踏み違いにも対応できる。そのほかいろいろ安全のための装置が付いているようです。

 ニュースでお店や病院に突っ込んでしまう事故がよく報道されます。たいがいお年寄りのブレーキとアクセルの踏み間違いが原因のようです。

 たくさんそんな報道に触れても、自分だけは大丈夫と思っています。たぶん事故を起こした方も、そう思っていたことでしょう。

 しかし、とっさの場合に、パニックになり無我夢中でアクセルを踏み続けるような、危険なことが起こってしまうようです。いつぞやは、運転のプロのタクシーの運転手さんでさえ、そんな間違いをしてしまっていました。怖いですね。

 また、新聞によれば、これからは電気自動車の時代だとか。何十年か後には、ガソリン車の製造を止めることになるそうです。まあ、そこまでのお付き合いは年齢的にとても無理ですが、これからは電気自動車も選択肢の一つになっていく事でしょう。値段は高そうですが、電気自動車で安全装置付きが、最先端の車かもしれません。

 来年は私も、古来稀なる年齢の古希を迎えます。もう十分高齢者の仲間入りです。

 そんな私が、安全装置の車への買い替えの話をちらっと出したら、家族みんなが大賛成!それはいい。アクセルの踏み間違いの防止の出来るのがいいよ!とか、(普段はそうでもないのに)この件はもろ手を挙げて賛成です。

(そんなに、俺の運転は信用がないのか…)と少し拗ねてしまいそうにもなります(笑)が、実のところ、私もその魅力は大いに感じています。

これから団塊の世代が続々と、そんな気分になり、「ぶつからんで停まる車が欲しい」という老人が、販売店に多くあらわれることになりそうです。

 買い替えるとしたら、これが私の車人生の最後の車という事になります。車検を受けたばかりなので、しばらくこれに乗りたいとも思いますが、残りの日々を考えると、(事故を起こさないうちに?)早めのほうがいいのかもと思います。

 5年で、75歳、10年で80才、まあここまで行ければ最高ですが、いったい新しい車で何年過ごせるのか、皆目わかりません。ちょっと淋しいですが、いよいよ最晩年の車選びが始まります。

 

 

連載その7

骨折と利き腕と介護

高橋由紀子(声楽&ピアノ科)                                

                           

88歳の母が畑仕事中に転んで、右手首を骨折してしまいました。

昨年父が亡くなり、畑仕事は母が一人で行っていたのですが、夏の間に増えた雑草を刈り、運ぼうとした際に転んでしまいました。  私が仕事に出かけた直後で家に誰もいなかったのですが、痛みに堪えながら一人で着替えて、近くのクリニックに歩いていき、帰りにはしっかりとギブスをはめられて帰ってきたそうです。

母自身、骨折は初めての経験で、また、利き腕が使えないのも初めてで、今は利き腕を使えない不便さを痛感しているようです。私も骨折経験がなく、利き腕を使えないという経験もないので、どれだけ不便かを体験することも考えることもなかったのですが、母の様子を見ていると、つくづく不便だなぁと思います。

箸が使えない、包丁は切るのはどうにか出来ても果物などの皮が剥けない、缶詰が開けられない、納豆がうまく混ぜられない、洋服のファスナーが上げられない、小さなボタンが留められない、シャツの袖をまくり上げられない、髪を結べない、タオルを絞れない、文字を上手く書けない、薬の袋を破れないなど、いろいろと支障をきたしています。

ただ、使えないところが出てくると、口やら足やらを使用し、上手くこなしていくところもあります。薬の袋も左手と口で上手く破れるようになりました。

見た感じ、犬や猫が足で物を押さえて噛み切るような感じで、本人も情けない半分、面白半分みたいな感じで、意外と楽しんでいるようです。

洗濯物を干す時もクリップが使えないので、すべて竿に引っ掛けるように干しています。

昼間は一人で家にいますが、本人なりにいろいろと工夫しながら生活していますので、食事の準備だけしておけば、特に心配なところはなく、それは安心しています。

怪我をする前は、一時もじっとしているタイプではなく、天気の良い日は庭や畑仕事をして、雨の日や夜は大好きな針仕事をする晴耕雨読のような生活していました。

しかし針仕事も畑仕事も出来なくなり、毎朝6000歩ほど歩いていた散歩も、転んで、また怪我することを恐れて、今は控えている状態です。  

右手をギブスで包み肩から吊っている不安定な状態なので、病院へ行く以外は出掛けることもなく、たまに庭に出て、左手で落ちた葉っぱを掃いたり、ネギやニラなど、柔らかい野菜を摘んでくるくらいです。

自由に動けないのでストレスが溜まりそうですが、今まであまり使用していなかった左手を使用することにより、右脳が活性化するんじゃないかという密かな期待をしたり、いろいろと工夫して出来た喜びを感じたり、楽しさも見出しているようです。

完治とともに脳が今まで以上に活性化されていたら、喜ばしいかぎりなのですが(笑)

私は介護の経験はありませんが、今回、母の世話をしながら、将来の介護生活を垣間見ているような感じです。

介護する方も大変ですが、あまり遠くない将来、自分が怪我をした時、周りに誰もいなければ、本当に困るだろうなぁと考えてしまいました。

とりあえずは、骨粗しょう症などの病気にならないように、食事や運動に心掛けるようにしたいと思う今日この頃です。

(くの)(うら)通信 <№6>

 

💛昨日写真をメールで送ってみたのですが返信されて帰ってきてしまいました。。。。残念!

ケーブルTVはこちらに来てからほとんどTVを見る時間も無いですし、少しメールなど不便さもあるのですが、今のところスマホで間に合っているのでケーブルを通す案は保留です😁

◆ラインというのがあるけど、使ってない様ですね。それだと写真も簡単に送れます。

最初の設定がちょっと難しいかな?やって見てうまく行かなければ、そのうちお店でやってもらって下さい。

💛ライン!沖縄の仲間達にもすすめられていますが。。。設定するのが出来ないままです。😱スマホもauなどと違うTSUTAYAの格安スマホなので。。。お店にもなかなか〜。。。またチャレンジしてみます!

💛こんばんは。今朝お隣のTさんが畑の様子を見に来てくれ、Tさんの畑で収穫したばかりの新鮮で上等なキュウリと大根のお裾分けまでいただきました🎶

その時に、もう敷地内の梅を収穫していい時期だよと教えて貰って、早速待ちに待った梅狩りをしました!!!

高い場所の梅を竹の先に針金の輪っかを付けたものを作ってせっせと収穫していたらOさんが、Oさんの庭先で収穫した沢山のビワを持って訪ねてきてくれました。

実は太陽光パネルの話しをしてから、ちゃんとお会いしていませんでした。

Oさんから「前回の太陽光パネルの計画は私たちの意向を聞き入れてやめる事にしたので安心して下さい。」と言って下さいました。

「まだ計画を実際に進める前だったので気にしないで下さい」と。本当にありがたかったです。

そしてその後Oさんの庭でとれた、とても大きな上等の梅のお裾分けまでいただいて。。。

本日来浦は、梅狩り日和でした。写真届きますように💐💐

◆近所の皆さんが大事にしてくださってありがたい事です。地下の母も喜んでくれています。

今まで誰も梅を収穫していなかったので、梅の木も喜んでいる事でしょう。

エスプレシボに写真も掲載できるといいのですが、届いていません。残念!

💛創業補助金

こんばんは。今日は役場に竹内さんから教えて貰って、書類を送って頂いた創業支援補助金の説明を聞きつつ相談をしました。

ダメ元で〜!と思いながら行ってきましたが、私たちが想像していたより補助を受ける側に協力的で驚きました。

募集人数が10名の所、今年は今の所6名の応募があるみたいです。いろいろな話しの中で、来浦の家の前の空地の計画を話した所とてもいい企画ですね!!と役場の方と盛り上がりました🙌

これは本当に実現できると思います。そしてまだまだ分かりませんが、もしかして補助をしていただける可能性もあるかもです!

窯の購入代金と窯を設置する予定の納屋を少し直したり改造する必要があるので、全体の費用の半額、最高で150万はもし補助していただけたら本当にありがたいです!

まだ書類の書き方や商工会のセミナーへの参加などいろいろ有りますが、初回としては手応えありました!

竹内さんから教えて貰って無かったら知らなかったことでしたので、本当にありがとうございます。

送って頂いた書類も使わせて頂いてます!ご報告まで。

写真が何故か届かないですねぇ〜。ウーム。。。

 

◆良いお知らせが続きますね〜

着々と基盤が固まって来る感じで嬉しいです。

 

 

 

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